車中泊という第一手
今回はひとり旅で、思うがままに動いているのだけど。
広島行きの深夜バス、1日分の宿だけ決めてきたものだから本当のフリーで動けている。
深夜バスは休憩の度に降りることが楽しい。寝てろよって思うけど、寝てるだけなんか勿体無い。
せっかくSAに寄れるなら、その他の何かを食べたいし買いたい。だって20分くらい時間もらえるし。
いつ帰らなくてはならないとかが無ければ、帰りのチケットとかは取らずに動くと凄くたのしいし、色々焦らなくて済む。
ただし帰らなくてはならないから、帰りのことはフリーを勤しむ中で決めなくてはいけないのが注意点になる。
はしゃぎ回ってる中で、暇を見つけて(ずっと暇なくせに)帰りを模索する。
で、今回は広島まで来て市内と挨拶がてらに福山に行き、思わぬところで尾道観光までし、帰りを決めないお陰で宮島をぐるりと出来たわけで。
広島ー東京区間は流石にゆったり帰りたいと思い新幹線を見たら、嫌にも値が張るので。
もう一泊してこの新幹線代はちょっと…とケチ臭い気持ちと、
こんなんなら大阪でも京都でも行ってしまって、なんなら深夜バスで交通費を浮かせて
しかも更に深夜バスなら車中泊で宿代も浮くでしょ?って、ケチ臭さが充満したから、前日の夜にノリで深夜バスのチケットを取る。
広島楽しかったけど、1.5日でやんわりお腹いっぱいになったから、ここからは近畿で楽しもう。
なんなら車中泊でクタクタだし、お風呂でも浴びてからゆるっと観光しようとか適当に考えて。
ひとり旅は寂しいけど、気兼ねの無さはとても心地良い。
ただただ気持ちが向いたらそっちに進むだけ。
過酷な深夜バスを選ぶのも、わざわざ観光地でコンビニ飯するのも、
気持ちが向いたから山登ってみるのも、目的の一つの神社は疲れたから止めてしまうのも。
体力さえあればまた深夜バスでゆるっと行きたい。
何だってアリだよ。ひとり旅